アルミ缶は潰して売ると損?バラ・手潰し・プレスの買取条件を比較【2026年9月】

アルミ缶のバラ、家庭で潰した状態、プレス品を比較する図 アルミ

家庭でアルミ缶を平たく潰しても、「プレス品の高い価格」で売れるとは限りません。 2026年9月10日の公開条件では、ABC METALはアルミ缶バラ240円/kg、プレス340円/kgですが、家庭で平たく潰したものは減額対象です。大畑商事はプレス320円/kgの一方、バラ物と1個ずつ潰したものは無料引取としています。

アルミ缶のバラ・手潰し・プレスを比べる図
200〜380円/kg確認できたバラ缶の税込公開価格
220〜400円/kg確認できたプレス品の税込公開価格
180円/kg同じ形状区分でも公開元で生じた最大差

つまり「潰すか、潰さないか」だけで決めると危ないです。家庭で潰した缶、未圧縮のバラ缶、圧縮機で作ったプレス品は別条件として扱われる業者があります。さらに、同じバラ缶でも公開価格は200〜380円/kgまで開いていました。

アルミ缶 売却シミュレーター 公開価格は2026年9月10日時点。全国相場ではありません。
価格条件を見る
公開元区分円/kg条件
ABC METALバラ240税込・工場持込/平たく潰したものは減額
ABC METALプレス340税込・工場持込/ベーラー等。崩れは減額、ハードプレス不可
内田産業バラ200税込・ヤード持込
内田産業プレス220税込・ヤード持込/ハードプレス不可
ヤマウチ金属バラ300税込・ヤード持込
ヤマウチ金属プレス400税込・ヤード持込/圧縮機でプレス
大畑商事バラ0税込・納入/バラ・1個ずつ潰したものは無料引取
大畑商事プレス320税込・納入/プレス機使用、ハードプレス不可
金広商事バラ380税込・ヤード持込
京和商事バラ300税込/10kgから買取
大垣金属バラ250税込

アルミ缶は潰すと高く売れる?

家庭で潰した缶は「プレス品」にならないことがある

ABC METALは、アルミ製飲料缶のバラを240円/kg(税込・2026年9月10日工場持込)で公開し、平たく潰したものは減額としています。一方、同社のプレス品は340円/kgですが、対象は飲料缶をプレス・ベーラーで圧縮したものです。塊が崩れていれば減額、ハードプレスは買取不可としています。

大畑商事はさらに差がはっきりしています。圧縮機を使用したアルミ飲料缶プレスは320円/kg(税込・2026年9月10日納入時)ですが、バラ物は無料引取、1個1個潰したものもプレス扱いではなく無料引取と明記しています。

「家で潰す=プレス価格」ではありません。 持込先の品目定義を先に確認する方が、余計な作業をして査定を下げるリスクを避けられます。

2026年9月10日の公開価格を形状別に比較

公開元 バラ プレス 条件メモ
ABC METAL 240円/kg 340円/kg 税込・工場持込。平たく潰したバラは減額。ハードプレス不可。
内田産業 200円/kg 220円/kg 税込・ヤード持込。ハードプレスや異物混入は買取不可。
ヤマウチ金属 300円/kg 400円/kg 税込・ヤード持込。プレスは圧縮機で加工したもの。
大畑商事 無料引取 320円/kg 税込・納入時。1個ずつ潰したものもバラ扱いで無料引取。
金広商事 380円/kg 公開ページで今回確認せず 税込・ヤード持込。異物混入は買取不可。
京和商事 300円/kg 公開ページで今回確認せず 税込。10kgから買取。
大垣金属 250円/kg 公開ページで今回確認せず 税込。異物・吸い殻等で減額または買取不可。

確認日:2026年9月11日。表は各社が公開した2026年9月10日時点の価格・条件を整理したものです。地域、検収、持込方法、最低重量などが異なるため、全国共通の相場ではありません。

10kg売るなら、持込先だけで1,800円変わる例もある

バラ缶として10kgを売る場合、今回確認した税込公開価格では内田産業200円/kgなら2,000円、ヤマウチ金属300円/kgなら3,000円、金広商事380円/kgなら3,800円です。同じ10kgでも公開価格上の差は最大1,800円になります。

ただし距離も計算:高い持込先が遠ければ、燃料代・高速代・時間で差額が消えることがあります。上の計算ツールでは運搬費を任意入力し、手取りの目安まで比較できます。

少量でも売れる?最低重量は公開条件を確認

京和商事はアルミ缶について10kgから買取と明記しています。一方、今回確認した他社ページでは最低重量を同じ形で明記していないものもあります。「価格が載っている=1kgでも必ず買い取る」とは判断せず、少量なら持込前に確認するのが安全です。

町内会、学校・地域活動、飲食店、事業所などでまとまった量が出る場合は、重量が増えるほど1kgあたりの価格差が合計額に効きます。家庭の数本だけなら、買取額より持込コストの方が大きくなることもあります。

減額されやすいのは「潰したこと」だけではない

複数の公開元が、スチール缶、ペットボトル、ビン、缶詰容器などの異物混入を減額または買取不可の条件にしています。ABC METALは吸い殻や飲み残し、大垣金属も異物や吸い殻を減額要因として挙げています。

アルミ缶を売る前に確認する順番は、①飲料用アルミ缶だけか、②異物や中身が残っていないか、③いまの形状を持込先がどう分類するか、④最低重量、⑤当日の価格です。家庭で無理に圧縮する作業は勧めません。

売る前の判断は「潰すか」より「どの区分で、どこへ売るか」

今回の公開条件では、未圧縮のバラ缶だけでも200〜380円/kg、正規のプレス品でも220〜400円/kgの差がありました。一方、家庭で平たく潰した缶は、プレス品として高くなるどころか、減額や無料引取になる公開例があります。

アルミ缶は、先に持込先の区分を確認してから形を変える。 これが余計な作業と査定損を避ける一番簡単な方法です。

関連:アルミサッシは「付物を外すか、そのまま売るか」で重量と単価が変わります。鉄くずは「鉄くず買取価格【2026年9月】」で品種別の公開持込価格を比較できます。

出典

CJNOR確認日:2026年9月11日。スクラップ価格は変動します。売却時点の価格・受入条件は各公開元で再確認してください。

この品物を売る前に、続けて確認

タイトルとURLをコピーしました